代表取締役 設計 
坊野啓子

 

一級建築士

 

*京都市再エネコンシェルジュ
*暮らし省エネマイスター

 

建築の意匠設計を始めてから幾年月、
外張断熱の注文住宅を始めてからは15年目になります。
今に至るまで
住まう人にとって「いい家」とは何か?をずっと追い続けております。
設計を始めた頃は図面は手書きで、線一本いくらの世界、
線の美しさを競っておりました。
業者から上がってくる見積書も手書きでした。
パソコンはもちろんワープロもありませんでした。
基本図面は書き直さないので、
トレぺがだんだんシャーペンの芯で汚れていき、バリバリになり、
大量に青焼きした時など機械の中に巻き込んで液にどっぷりと浸かったり、
ひっかかってぐしゃぐしゃになり慌ててスイッチを切って
真っ青になりながらカッターで機械から取り出したりしていた事が、
なんだかあまりにも遠く昔のことのことのようで(時代が違い過ぎ?!)
深く小さく記憶の底に消え入りそうに沈んでおります。

ですので基本図面を手で書く思考ですね。
今はCADでレイアウトもコピーも簡単にできますし
拡大していくらでも線を書き込むことができますが、
手書きの場合書く線書かない線、見せたい線見せる線等々、
線に表情をいかにつけるか考えて書きました。
そういう意味では構造図としての「鉄塔」を書いていた時、
L形鋼、プレート、ボルトだけの図面を延々と書いていましたが楽しかったです。